闇夜に浮かぶ名張の比奈知ダム　5月1日にライトアップ　水資源機構

　水資源機構は創立60周年を記念し、三重県名張市の比奈知ダム（上比奈知）を含む6水系7か所のダムのライトアップを5月1日限定で実施する。

　木津川ダム総合管理所によると、比奈知ダムは重力式コンクリートダムで、高さ70・5メートル、長さ355メートル。ライトアップの時間は午後7時30分から同9時30分までで、12基の照明で堤体中央部をオレンジ色、両脇を白色に照らす。ダム右岸展望広場や下流親水公園から、闇夜に浮かぶ巨大なダムの姿を楽しめる。同ダムのライトアップは2019年8月以来だという。

　この日は他に利根川水系の草木ダム（群馬県）、荒川水系の浦山ダム（埼玉県）、木曽川水系の阿木川ダム（岐阜県）、淀川水系の一庫ダム（兵庫県）、吉野川水系の早明浦ダム（高知県）、筑後川水系の大山ダム（大分県）でもライトアップが予定されている。