乳がん検診の大切さ訴える ピンクリボンサポート女性の25人に1人が乳がんに…。乳がんの早期発見、早期治療を呼びかける企画です。

ピンクリボンサポートトップ > 連載 第3回:触診モデルで啓発

連載 第3回:触診モデルで啓発

読者がん体験 | ▼触診モデルで啓発 | セルフチェック


昨年の「市健康まつり」の様子=
伊賀市のウェルサンピア伊賀で

三重県はがん検診率アップを目指し「乳がん県民公開講座」を県内各地で開くなど、啓発活動に努めている。

同講座は2004年から開講。今年度は伊賀市のほか、津、四日市、志摩の4市を会場に、マンモグラフィ検診を始め、三重乳がん検診ネットワーク代表の竹田寛三重大教授による講演会と相談会、乳がん触診モデルを使った触診体験などを実施した。
このうち伊賀市のウェルサンピア伊賀で昨年10月28日に行われた「市健康まつり」には市民600人が参加。ピンクリボンコーナーに準備された触診モデルは実物そっくりにできていることから、参加者らは埋め込まれたしこりを探す実体験に真剣に取り組んでいた。

「乳がんについて関心を持ってもらい、いかに検診につなげていくかが課題」と県健康づくり室主幹の中津正行さん。県では08年度も引き続き県民公開講座を実施する計画。
また、今年1月には、がんの悩みや不安を気軽に相談できる窓口として津市桜橋3丁目の県津庁舎保健所棟1階に「三重県がん相談支援センター」がオープンしている。
同支援センター電話059-223-1616まで。

YOUよっかいち