県大会V 全国予選へ弾み 伊賀つばさ学園サッカー部

校長杯の賞状や盾を手にする大垣さん(左)と城山さん=名張市美旗町南西原で

 9月に開かれた「第24回三重県立特別支援学校知的障がい教育校サッカー大会校長杯」(6チーム参加)で、特別支援学校伊賀つばさ学園(名張市美旗町南西原)サッカー部が優勝した。攻守の二枚看板を中心に勢いのあるチームは、11月下旬に始まる、全国大会につながる県予選に向けて弾みをつけた。

 同校サッカー部には中学部・高等部合わせ約30人が在籍し、2人のキャプテンがいる。前線での力強いシュートが武器の大垣晴翔さんと、センターバックで攻守の要となる城山直人さんだ。ともに知的障がい者サッカー三重県選抜チームでも競い合い、高め合っており、今回の校長杯3試合では計21点のうち2人で18点を挙げた。

 「今まで練習してきたことが出せてミスも少なかった」(大垣さん)、「自分から声掛けをして指示が出せたし、良いパスも通せた」(城山さん)と校長杯を振り返る2人は「皆が仲間を信頼してパスをつないでいくことを心掛けられた結果」と勝因を分析する。

 顧問の突山祐教諭(40)によれば、最近は部員たちだけでミーティングをする機会が増えたそうで、「それぞれが気づいたことを『次はこうしよう』と共有できている。よりリアリティーのある気づきができているのでは」という。

 「お互いの持ち場は任せた」という信頼関係を築いてきた2人のキャプテンは「コースを狙ってシュートを決めたい」(大垣さん)、「プレーを1つずつ丁寧に考え、ゴールにつなげたい」とそれぞれに思いを語った。

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