三重県名張市議会の議会改革特別委員会は8月28日、議員定数と政務活動費などについて、各会派の考えを示した。現行18の議員定数を巡っては、全会派(清風クラブ、公明党、自由クラブ、新希、起動)から現状維持を支持する意見が出た。
議員定数については、全国市議会議長会の「市議会議員定数に関する調査結果」(2025年12月31日現在)を踏まえて議論した。同調査によると、人口5万人以上10万人未満の231市区における議員定数の平均は19・9。名張市(26年8月1日現在7万2469人)の定数18は平均を下回る。
各会派からは「名張市は同規模の自治体と比べて少ない」「市民の声を反映するために議員の数は必要」「多いと言える状況ではない。今後は人口減少を見据えて検討していくべき」などの意見が出た。
政務活動費は意見分かれる
政務活動費は現在、議員1人当たり月額4万円。市が固定資産税の引き上げ方針を示す中、「市の財政の見通しが付くまで月額2万円に」など減額案を出す会派があった。それに対し、「調査研究の機会を縮小させることは、議会の政策提案力を弱めることにつながりかねない」「4万円でも足りない」「いろんな活動に使うための大切な予算」などとして現行額の維持を主張する会派もあった。
この日の特別委では結論は出ず、今後も議論を続けるという。
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