乳がん検診の大切さ訴える ピンクリボンサポート女性の25人に1人が乳がんに…。乳がんの早期発見、早期治療を呼びかける企画です。

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▼乳がん検診経験者50%(300人アンケート結果) | 発症者の3割が逝去。…なぜ?

連載 第11回:乳がん検診経験者50%(300人アンケート結果)

伊賀タウン情報YOUが名張、伊賀両市在住の女性を対象に実施した「ピンクリボン300人アンケート」の集計結果がまとまった。

実施期間2か月半
アンケートは今年(2008年)4月26日に発行したYOU482号とホームページに掲載したほか、「がんを明るく前向きに語る・金つなぎの会」(広野光子代表)などの協力で、2008年7月10日までの約2か月半、一般市民を対象に実施した。

400人以上が参加
集まった402人のアンケートの結果、ピンクリボンについて知っている人は全体の3分の2。乳がん健診を「受けたことがあるかどうか」という質問に対してはいずれも50%。受診者による検診回数については「毎年」(34.3%)、「数年おき」(31.4%)、「その他」(34.3%)とほぼ同数だった。 その一方で、乳がん検診を受けたことがない人の検診しない理由では、「時間がない」や「必要を感じない」などが半分近くを占めており、今後も乳がん検診を呼び掛けていく必要がありそうだ。
その他の結果は、円グラフの通り。

■ピンクリボン300人アンケート結果



▲YOU477号(2008年2月9日付)で紹介した厚生労働省05年統計資料による「三重県内受診率ランキング」では、名張市の乳がん検診受診率が県内29市町の中で28番目の5.8%、伊賀市が22番目の9.1%だった。しかし、この受診率は市町村検診だけの数値であることから、今回は職域検診や自己検診をどのくらいの市民が受診しているかを調査した。

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