業務中に火災見つけ初期消火 男性配達員に感謝状 伊賀市消防本部

井上消防長(左)から感謝状を受け取る東久保さん=伊賀市緑ケ丘東町で

 今年8月、配達業務中に火災を発見し、適切な119番通報や初期消火を実施して延焼を防いだとして、三重県伊賀市消防本部は10月7日、ヤマト運輸の東久保秀明さん(49)に感謝状を贈った。

 市消防本部によると、8月4日午後、同市下友田の民家へ配達に行った東久保さんは、隣家の近くで土手の草が燃えているのを発見。119番通報をし、消防職員からの指示を受けながら、スマートフォンを使って映像通報システム「Live‐119」で状況を伝えながら、現場の庭にあった散水ホースを使って初期消火を続け、建物などへの延焼を防いだという。

 配達ドライバー歴25年で、「こういう状況に出くわしたのは初めて」という東久保さんは「消防職員の方が電話越しに的確な指示をしてくださったおかげ。地域の皆さんに助けられて仕事ができているので、少しでも恩返しができたかなと思う」と話していた。

 感謝状を手渡した井上直丈消防長は「日々、地域を回っておられる配達員の方々は大切な存在。発見が遅れれば大規模な火災になっていたかもしれない」と謝意を伝え、「火災や救急の現場で今回のように映像通報システムを更に活用していただきたい」とも述べた。

– 広告 –

– 広告 –