柔術世界大会でV 「もっと強く」48歳の宮川さん 伊賀

優勝メダルを手にする宮川さん=名張市蔵持町原出で

 45歳でブラジリアン柔術を始めた三重県伊賀市西条の介護士、宮川史朗さん(48)=N★TRUST所属=が、9月3から6日に東京都で開かれた世界大会「SJJIF WORLD JIU JITSU CHAMPIONSHIP 2026」(スポーツ柔術日本連盟主催)のマスター4・青帯・ルースター級(最軽量級)で部門優勝を果たした。

 高校、大学時代は柔道に取り組んだ。3年前、名張市のジムで柔術とグラップリングを習い始め、関西や東海の大会にも出場。白帯時代から勝ち越してきた。

 「試合で勝てるのがうれしく、『もっと上手になりたい』『もっと強くなりたい』と思うようになった」と宮川さん。出稽古にも足を運ぶなど練習を重ねる中で、「自分には柔術が向いている」と感じるようになったという。

大舞台の緊張

 日本では最後の開催となる今回の世界大会に「出てみよう」とエントリー。地方大会が中心だったため、初めての大舞台は「めちゃくちゃ緊張した」と振り返る。

 試合は5分間のポイント制で、宮川さんの階級には日本人選手が出場した。1回戦から順調に勝ちを重ね、同階級で優勝した。

 相手の上を取って攻めるスタイルで、フィジカルの強さが持ち味。「楽観的な性格なので、メンタルも強い」と笑う。

 柔術では、経験年数など一定の条件で帯の色が決められており、競技歴3年の宮川さんは現在青帯。「継続して、黒帯になりたい」と更なる上達を目指す。

何歳からでも

 孫もいる宮川さん。「何歳からでもできるのが柔術の魅力。帯の色や年齢、体重などで細かくカテゴリーが分かれていて、同じくらいのレベルの人と戦えるのもいい」と話す。

 来春、群馬県で開催予定の全日本マスターへの出場も目指す。「出てみたいけれど、開催地が遠いなあ」と笑いながら、次の目標に向けて練習を続けている。

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