否決の補正予算「10月中に再提案を」 伊賀市長

会見で補正予算否決の影響について説明する稲森市長=伊賀市四十九町で

 三重県伊賀市の9月定例月会議で4億5144万円を増額する一般会計補正予算案が否決されたことについて、同市の稲森稔尚市長は10月7日の定例会見で、補正予算否決による影響について説明した。「大変残念に思う。現場は苦しい対応を迫られている」と述べ、10月中に市議会へ補正予算案を再提案する意向を示した。

 9月定例月会議では、当初予算でも削除され再提案した阿山第2運動公園グラウンド(川合)の人工芝化に向けた設計業務経費約577万円について議員間で意見が割れた。最初は原案に対して議員が提出した同経費の削除案、次いで削除後の補正予算修正案で、ともに賛成多数で可決したが、稲森市長が再議を申し入れ、出席議員の3分の2以上の賛成が必要になった修正案は賛成少数で否決された。

 稲森市長は否決の影響として、災害復旧工事や中学校の屋内運動場への空調整備事業、大山田B&G海洋センター(平田)プールの修繕工事など遅れ、伊賀南部浄化センター(名張市薦生)解体にかかる伊賀南部環境衛生組合への負担金が支出できなくなることなどを挙げ、「市民の皆さんへの影響をできる限り抑えることを最優先に、それぞれの事業についてどのような対応が可能か早急に検討する」と述べた。

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