小学校給食費3か月分を無償化　名張市議会が補正案可決

　三重県名張市議会の12月定例議会は21日、一般会計補正予算案など18議案を可決、同意し、請願1件を採択し、全ての日程を終えた。

　市がこの日に追加提出した7億5469万円を増額する一般会計補正予算案は、国の臨時交付金を活用する各事業。政府が新たな経済対策に盛り込んだ住民税非課税世帯に1世帯あたり7万円を給付する事業の他、物価高騰による保護者負担の軽減を図るため市独自に2024年1月から3月までの3か月分、市内の小学校給食費を無償化する事業などが含まれている。

　市によると、給食費無償化は同市では初めて。市立小学校14校に通学する児童3777人の保護者が対象で、交付金5547万円を活用する。