消防職員99人に無償でインフル予防接種　名張市の医療機関に感謝状

　三重県名張市は12月1日、消防職員99人に無償でインフルエンザ予防接種を実施したとして、市内の民間医療機関に対して11月30日に感謝状を贈呈したと発表した。医療機関側は匿名を希望しているという。この医療機関は、昨年も同様に消防職員への無償接種を実施していた。

　市消防本部消防総務室によると、今年も医療機関側から消防職員に対する予防接種を無償で実施するとの申し出があり、希望する職員は10月3日から26日までに接種を受けた。例年、インフルエンザの予防接種は各職員が自己負担で受けていた。

　同室の担当者は「インフルエンザの流行で人員不足になり、業務に支障が出たらいけないと、ご厚意を頂いた。大変ありがたく、感謝申し上げたい」と話した。