三重県は7月8日、名張市の2人を含む県内男女10人(四日市市発表分2人)の新型コロナウイルス感染が確認され、軽症から中等症で医療機関に入院していた70代男性が死亡したと発表した。県内の感染者は延べ5305人、死者は113人となった。

 発表によると、10人の居住地別内訳は津市3人、亀山・四日市・名張市2人、菰野町1人。

 名張市の40代パート従業員女性と男子中学生は親子。男子中学生は発症日の6日まで登校していた。接触者として生徒172人、教職員11人の計183人の検査を進める。中学校については、7日に市教育委が8、9両日の学年閉鎖を発表済み。

 津市の50代アルバイト従業員男性と50代介護施設職員女性は同居家族。女性と3日に食事をともにした友人7人が濃厚接触者、勤務先の利用者26人職員25人の計51人が接触者として特定されている。

 8日時点の県内の確保病床436に対する使用数は52、使用率は11・9%、うち重症者用は確保病床50に対し使用数3、使用率は6%となっている。

※7月8日午後5時追記

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