三重県は4月26日、伊賀市の30代女性と名張市の40代男性1人を含む県内男女32人(四日市市発表分15人含む)が新型コロナウイルスに感染し、4月中旬に陽性となった男女2人の変異株感染が分かったと発表した。県内の感染者数は延べ3558人、変異株の感染者は306人となった。

 発表によると、名張市の会社員男性は22日から38度台の発熱やせきなどの症状が発生。県外への訪問や県外の人との接触はなく、詳しい感染経路は調査中。濃厚接触者として、職場関係者2人と24日に食事をしていた友人1人が特定されている。

 伊賀市の会社員女性も県外への外出はなく、行動歴などからも感染経路は判明していない。出勤はしていたが、職場関係の接触者はなく、濃厚接触者は同居家族1人のみ。

 県内56例目のクラスター(感染者集団)が発生した株式会社エイチワン(亀山市)では、新たに30代から50代の男性従業員5人が感染。同クラスターでは検査対象者540人のうち、陽性54人、陰性468人となった。

 鈴鹿市の介護施設職員の50代女性は、陽性が判明した四日市市の90代女性の自宅に23日に訪問。同日まで出勤しており、濃厚接触者の同居家族3人と職場関係者を調査中。同市では他に、濃厚接触者として検査した10歳未満の小学生男児と60代女性、県外を訪れていた20代女子学生、30代会社員男性、20代男子学生も陽性となった。

 他にも、伊勢市、津市、いなべ市、木曽岬町で1人ずつ感染。県外発表の名張市の20代女性は、濃厚接触者として同居家族6人と友人1人が特定されている。