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 上野商工会議所の新年賀詞交換会が1月5日、伊賀市平野中川原の上野フレックスホテルで開かれ、会員企業の経営者や市の幹部職員、地元議員ら約200人が出席した。【伊賀市議会の空森栄幸議長(左端)の発声で乾杯する出席者ら=伊賀市で】

 主催者のあいさつで、田山雅敏会頭は「人口規模の割に工業生産高が多く、短期的には県境またいでいろんな人に来てもらう形をとらざるを得ない」とし、人手不足解消に向けた交通アクセスの改善や人口流入で競う周辺自治体に勝つための魅力ある街づくり、質の高い市民サービスの提供を市に求めた。
 来賓の岡本栄市長は「今は前を向く、進むということが大事。今年は形にしていく」と抱負を述べ、交通アクセスの課題については三重と滋賀を結ぶ名神名阪連絡道路が早期に実現するよう官民で要望していく必要性を説いた。
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