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婦人科がん患者会発足

会員、協力者募る

 三重県がん相談支援センター(津市桜橋)の呼び掛けにより、このほど発足した婦人科がんの患者会「イエローハート」。2012年4月5日には第1回目の交流会「おしゃべりルーム」を開き、参加者から好評を得た。同会では、新たな会員や会の運営に協力できる人を募っている。

 同会の発起人は、玉城町の松井志子さん(56)と伊勢市小俣町の田中洋子さん(54)。

 2人は2年前、婦人科がんのため入院した際に知り合った。退院後も連絡を取り、励まし合って困難を乗り越えてきた。「この体験が、会を発足したきっかけ」と松井さん。田中さんも、「他人には話しにくいことも、同じ体験をしている人だから話せた。独りで悩むより気持ちが楽になる」と話す。

悩みを共有

 今後について松井さんは、「悩みはみんなで共有し、元気になれるような会にしたい」と語り、「気持ちが上向けば免疫力も上がります」と笑顔を見せた。

 同会は、会員登録者に情報を発信するシステムも準備。また、「おしゃべりルーム」の定期的な開催を目指しているため、「多くの患者さんに参加してほしい。会の運営に関心のある人もぜひ連絡を」と呼び掛けている。

 次回の「おしゃべりルーム」は、2012年6月3日(日)午後2時から同センターで。予約不要、参加無料。

 問い合わせは、同センター電話059-223-1616へ。

 なお、同センターでは、がん全般についての相談を平日午前9時から午後4時半に受け付けている。6月からは、毎月第1日曜日も可能になる(翌月曜日は休み)。相談無料。

伊賀タウン情報YOU 2012年4月後半(578)号」より

   
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