乳がん検診の大切さ訴える ピンクリボンサポート女性の25人に1人が乳がんに…。乳がんの早期発見、早期治療を呼びかける企画です。

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集団がん検診日を追加

未受診者に呼び掛け

 日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなると言われている。「自覚症状の無いうちに検診を受け、早期発見・早期治療につなげてもらいたい」と、名張・伊賀両市では、追加の集団がん検診日を新たに設定し、未受診の市民に検診を呼び掛けている。

〈名張市〉

 追加日程は2012年2月23日(木)、28日(火)の2日間。昨年、節目年齢の市民に送付した「がん無料クーポン」の未利用者が対象で、蔵持町里の武道交流館いきいきで実施する。検診項目は乳がん(マンモグラフィ)、子宮頸がん、大腸がんの他、胃がん、肺がんも受診可能で、事前予約が必要。クーポンを紛失した場合は、生年月日の確認で受診できる。
  市健康支援室では「無料で受診できるこのチャンスを逃さないように」と1月下旬、対象者5890人に追加検診の案内を個別郵送した。「がん検診・無料クーポンに関するアンケート」も同封し、検診の受診状況を把握する。
  乳がんと大腸がん検診の「お知らせ」を受け取った東田原の松元典子さん(61)は「60歳までの現役時代は毎年職場で検診を受けていたので、1年くらい間隔が空いてもいいかなと……。今回のお知らせは、受診のいいきっかけづくりになった」と、早速申し込んだという。また、子宮頸がんの通知を受け取ったつつじが丘南の和田千鶴さん(21)は「がんという病気がピンとこないし、婦人科の検査は恥ずかしい。追加の検診日は大学の授業と重なり受けられない」と話した。
  問い合わせ、申し込みは市健康支援室 電話63-6970まで。

〈伊賀市〉

 追加日程は2012年3月20日(火)、ゆめが丘のゆめぽりすセンターで、大腸がんと乳がんの検診を実施する。昨年4月以降に市が実施した両検診の未受診者で、乳がんは30歳以上の女性、大腸がんは20歳以上の市民が対象。無料クーポンも利用できる。
  乳がん検診のクーポン対象者は、3月30日(金)まで伊賀市健診センターで、大腸がんクーポン対象者は2月29日(水)まで市内医療機関で、それぞれ個別検診を受けることができる。子宮頸がん検診は、クーポン対象者も一般の人も29日まで市内医療機関で個別検診の受診が可能。また、75歳以上の人や生活保護世帯の人などは無料。
  問い合わせは市健康推進課 電話22-9653まで。

 

伊賀タウン情報YOU 2012年2月前半(573)号」より

   
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