講師は山田邦子さん
来年2月　津市で

　県がん相談支援センターは、来年2月18日（土）午後1時から津市一身田の県総合文化センターで「第10回がん患者とサポーターの集いフォーラム」を開く。入場無料。

　10回目となる今回は、がん体験者でタレントの山田邦子さんを講師に迎える。演題は「大丈夫だよ、がんばろう！」。講演会終了後にはサイン会もある。また、事業協力者への感謝状贈呈、患者会の紹介なども予定されている。

　講師の山田さんは、4年前に出演したテレビ番組で偶然乳がんが見つかった。現在は、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の委員を務め、当日は自身の体験や検診の重要性などを語る。　患者会の紹介は、がん体験者らが退院後の生活を支え合い、情報を共有する場として立ち上げた、県内約10団体の活動状況などを報告する。

　事前申し込みが必要、定員は950人。12月12日（月）から受け付けが始まる。

　がん相談支援センターの北村周子センター長は「がん体験者の生活の質を上げるための支援は更に重要になる。今回のフォーラムが情報を得るきっかけになれば」と話している。

　希望者は住所、代表者氏名、電話番号、参加人数を明記し、ファクス（059・253・3551）、または往復はがきで、「〒514‐8567　津市桜橋3丁目446の34　三重県津庁舎内　三重県がん相談支援センター」に申し込む。参加申し込み用紙は同センターホームページ（http://www.gansupportmie.jp/event/29.html）からダウンロードできる。

　問い合わせは同センターTEL059・253・3550まで。（最終日は午後3時）

　作成した「応援小冊子」には、被災者に向けた乳がん検診や健康に関する情報、各地のピンクリボン団体からの応援メッセージを掲載。被災地での市民公開講座やピンクリボンイベントなどで配布している。

　同研究会への支援についてはホームページ（http://www.breastcare.jp/pink_ribbon01.html）。

「伊賀タウン情報YOU 2011年11月前半（567）号」より