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端末機の愛称「MI−NYU(みにゅう)」

検診率向上に

  三重乳がん検診ネットワークの登録者が検診履歴を検索できる「登録カード履歴参照端末機」の愛称が「みにゅう MINYU」に決まり、2011年6月23日に三重大学医学部附属病院(津市江戸橋)で表彰式があった=写真。
 愛称募集には県内から37件の応募があり、ネットワーク実行委員会での審査で、松阪中央病院職員の西川明美さん(29)の作品が選ばれた。「三重乳がん検診ネットワーク」の「三」と「乳」、「乳がん検診の果を見に行こう」の「乳」と「見」、「みんなと乳がんについて語り合おう」の「み」と「乳」などの意味が込められているという。

 西川さんは「職場の仲間と知恵を出し合って考えた。検診受診率の向上に少しでもつながればうれしい」と話していた。
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 三重乳がん検診ネットワークへの登録は、参加医療機関での検診受診の時に誰でも無料でできる。登録すると、専用回線で結ばれた複数の医療機関が個人の検診履歴を共有することになり、診断に役立つなどのメリットがある。2005年の設立以降、毎月登録者数を増やし、昨年10月には10万人を超えた。この数は、県内のマンモグラフィ検診対象者である40歳以上の女性の約20%に当たる。5月末現在では10万3686人となている。  

伊賀タウン情報YOU 2011年7月後半(560)号」より

   
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