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質の高い検診を

三重県内がん検診受診率公表

 三重県はこのほど、2009年度の県内がん検診受診率を公表した。今回は受診率に加え、県内各市町でのがん検診事業評価、検診実施機関のがん検診事業評価なども併せて公表。検診受診率の向上とともに、質の高いがん検診を目指すという。

 2009年度のがん検診受診率のうち、乳がんでは三重県は14.0%と全国平均の16.3%を下回った。

 市町別で最も高いのはいなべ市の44.5%、最も低いのは伊賀市の1.0%。名張市は2.8%だった。

 ただし、乳がん検診受診率は視触診とマンモグラフィを合わせた検診だけが対象で、マンモグラフィのみの検診は計上されていない。伊賀市など受診率が低い市町ではマンモグラフィのみの検診が多く、低受診率の一因になったものとみられる。

他の市町参考に

 また、各市町や検診医療機関でのがん検診事業について、評価を公表したのは、現状を伝え改善点を示すことで、検診の質を高める狙いがあるという。

 県健康福祉部健康づくり室の和手昌之主査(42)は、「受診率が高かった市町の取組みを調査し他の市町の参考となるよう情報提供をしたい。今後もより効果的な検診を目指し関係機関とも検討を重ねる」と話していた。

 ※参考ホームページhttp://www.pref.mie.lg.jp/KENKOT/HP/hpm21/gankenshin/gankenshin.htm

伊賀タウン情報YOU 2011年5月前半(555)号」より

   
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