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体験者らがアドバイス 相談支援センター「おしゃべりサロン」

 津市桜橋の県がん相談支援センターで、がん体験者や患者の家族、医師や看護師ら42人がサポーターとして活躍している。毎月1回開かれる「おしゃべりサロン」では、患者や家族の話を率先して聞き、自らの体験を基にアドバイスなどしている。

 6月のサロンには8人のサポーターを含む30人と、看護実習の三重大医学部看護学科の4年生8人が参加。終了後の打ち合わせでは、「患者の生の声を聴く重要性」や「生活全般を思い描くことの必要性」などが、学生らに説明された。患者の家族が苦しい思いを語る姿に、涙を浮かべる学生もいた。

 乳がんの母親を看病した経験のあるサポーター木下郁子さんは「患者や家族の方が、サロンに参加して話すことで、笑顔になるのが何よりうれしい」と話していた。


▲6月の勉強会の様子=津市桜橋の県がん相談支援センターで

 「おしゃべりサロン」は毎月第2木曜日午後1時半から。参加は無料。伊賀市や伊勢市でも開催され、今後は四日市市でも予定されている。同センターはサポーターの登録も募っている。

 問い合わせは同センター 電話059・253・3550へ。

伊賀タウン情報YOU 2010年7月前半(535)号」より