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女性経営者ら団体設立

「活動の輪広げたい」

 乳がん検診、受けていますか?― 乳がん検診の重要性を一人でも多くの人に店頭で伝えられたらと、県内の女性経営者たちが設立したピンクリボン運動参画団体「WISH」(福永由美代表)。活動の輪を広げようと、賛同する企業や店舗を募っている。


▲団体の啓発カードを持ち、賛同を呼び掛ける踊瀬さん(右)と水谷さん=松阪市中町で

 団体を立ち上げたのは、津市岩田の企画会社社長踊瀬かおりさん(42)と、松阪市中町の食品会社役員水谷悠香さん(38)。昨年春、女性経営者たちの集まりで県内の乳がん検診受診率の低さが話題になった時、「自分たちにできる啓発はないか」と考えたのがきっかけ。

 津市羽所町の美容サロン経営会社社長福永由美さん(40)を団体の代表に迎え、昨年6月から活動を開始。NPO法人乳がん検診ネットワークの竹田寛代表に相談をしながら、検診についての知識を深めた。インターネットでの情報発信や顧客に渡す啓発カードの製作などを進め、現在は、同ネットワーク登録施設での検診受診者が、団体加盟店から独自のサービスを受けられるシステムを準備中だという。

 「女性がよく行くお店で声を掛けてもらうと、定期的な受診にもつながるのでは」と踊瀬さん。「検診が、当たり前のことになるのが目標です」と話す。

 現在、検診受診者へ何らかのサービス提供ができる県内の企業や店を募集している。業種は問わない。

 問い合わせは、福永さん 電話059-223-1434、または踊瀬さん 電話059-253-3877まで。

伊賀タウン情報YOU2010年1月前半(523)号」より