乳がん検診の大切さ訴える ピンクリボンサポート女性の25人に1人が乳がんに…。乳がんの早期発見、早期治療を呼びかける企画です。

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歩いて検診呼び掛け レスリング・吉田選手も



 乳がん検診受診率向上を呼び掛ける「ほほえみウオーク88」(日本対がん協会、名古屋ピンクリボンフェスタ実行委員会など主催)が2009年10月11日、名古屋市中区の久屋大通公園周辺であった。市内外から参加した約300人が5キロと10キロの2コースに分かれてウオーキングを楽しんだ。
【イベントに参加した吉田選手(左から2人目)と吉沢さん(同3人目)=名古屋市中区で】

 当日は女子レスリングの吉田沙保里選手なども参加、検診の重要性などについて話し合った。

 同フェス実行委は2008年10月、約8パーセントという名古屋市の検診受診率を引き上げようと活動を開始。名古屋のシンボルの数字「八」に掛けて88%を目標数値にしているそうだ。

 実行委員長で医師の吉沢佳七子さん(32)は、ピンクリボン運動を広げたいと、東海3県を視野に入れた活動を目指しているといい、「ウオーキングなどのイベントは、より多くの人に関心を持ってもらうことが狙い」。更に「今後は10月だけでなく、年間を通して啓発をしたい」と話した。

 このイベントの5キロコースに、YOUピンクリボン特集担当スタッフ2人もピンクのTシャツ姿で参加した。

 午後12時半に同公園をスタート。高さ180メートルでタワーとして全国で初めて国の登録有形文化財に認定されているテレビ塔を望みながら北上し、魚ノ棚通、若宮大通を通り同公園にゴールした。

 ピンクリボンのバッジをつけて小、中学生の子どもたちと一緒に参加した四日市市の女性(43)は、「叔母が3年前に乳がんで亡くなり、今年初めて乳がん検診を受けた」と話し、完歩した。

伊賀タウン情報YOU2009年10月後半(518)号」より

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