乳がん検診の大切さ訴える ピンクリボンサポート女性の25人に1人が乳がんに…。乳がんの早期発見、早期治療を呼びかける企画です。

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“おしゃべり”で支え合い 次回 2009年9月1日四日市で

「おしゃべり会」


 乳がん体験者で組織する「あけぼの会三重支部」(小野節子支部長)が年4回、津市や伊勢市など県内各地で開いている「おしゃべり会」が好評だ。「あなたは1人ではありません」をテーマに情報交換や体験を話し合うなど、参加者も含めた支え合いの場となっている。【第19回おしゃべり会の参加者たち=伊勢市岩渕で】

 同支部では5年前、医療関係者や行政による相談会とは違う場を持ちたいと、乳がん体験者自身が主体的に運営する「おしゃべり会」を企画。最初は5人だった参加者も回を重ねるごとに増え、今では20人を越えることもあるという。

 なかには日常生活での細かな疑問や身近な悩みなどを気軽に話せると、開催地が遠方でも欠かさず出席する人も。南伊勢町の会社員(40)は「情報が多く、ここに来るといつも勉強になります」と話す。

 また、乳がんの啓発活動について話し合われることもあるといい、乳がんの早期発見・早期治療を呼びかける「母の日キャンペーン」への参加や啓発ボランティアなども活動の柱となっている。

 次回の「おしゃべり会」は2009年9月1日(火)午後1時から四日市市安島のじばさん三重で開かれる。対象は乳がん体験者。参加は無料。

 同会支部長の小野さんは「勇気を持って会に参加してください。あなたの体験が多くの人の助けになります」と呼び掛けていた。

 同会では県内の企業や学校などでの啓発活動も受け付けている。

 問い合わせや参加の申し込みは、小野さん 電話0596・25・3426まで。

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