乳がん検診の大切さ訴える ピンクリボンサポート女性の25人に1人が乳がんに…。乳がんの早期発見、早期治療を呼びかける企画です。

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乳がん検診受診率 伊賀青年会議所まとめ

「乳がんになり悲しむ人を1人でもなくしたい」という願いを込め、伊賀青年会議所は昨年、乳がん検診を呼び掛けるピンクリボン活動を実施。市民を対象にしたアンケートの集計がこのほどまとまった。

アンケートは昨年5月から8月まで実施し、女性458人、男性110人、無記入6人の計574人から回答があった。

(1)「ピンクリボン運動が乳がん検診の啓発活動であることを知っているか」
(2)「乳がんは早期発見時の治癒率が最も高いがんであることを知っているか」
(3)「乳がん検診を受けたことがあるか」
(4)「マンモグラフィ検査の有効性を知っているか」
(5)「マンモを受診したことはあるか」の各質問に「はい」と「いいえ」で回答してもらった。
その結果、「はい」は(1)39%(2)18%(3)33%(4)16%(5)23%。マンモグラフィなど乳がん検査をしない理由としては、「どこで受診できるのか分からない」(20%)、「自分は大丈夫だと思っているから」(19%)、「マンモは痛そうだから」と「費用が高い」は共に13%だった。

同青年会議所は男性会員がほとんどだが、「大切な人や家族を、早期発見で完治する病気から守りたい」と昨年1年間、乳がん検診について学ぶとともに、地元での啓発活動に努めた。

会員の前田篤さんは「男性だからという考えではなく、本当にみんなが真剣に取り組まなくてはならないと改めて感じた」と言い、「今年度以降もピンクリボン活動を継続していきたい」と話している。

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