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「生命の駅伝」でがん研究を応援 参加や寄付呼び掛ける

6月8日から19日まで


▲参加を呼び掛ける
実行委員長の上村さん

 がん研究を応援する「第22回EKIDENforLIFE(生命<いのち>の駅伝)」が、6月8日(水)から19日(日)まで和歌山の一部を含む三重県内9コースで開かれる。走りながらがん支援の募金を呼び掛ける取り組みで、がん研究者、医療関係者へ寄付される予定。駅伝の実行委員会(松阪市鎌田町)は、ランナーや給水などを手伝うサポーターとしての参加や寄付を呼び掛けている。 
 ランナーは「命」の文字のある黄色の旗を掲げたリュックを背負って走る。1日のコースの総距離は30キロから50キロ程度だが、部分的な参加も可能。各コースのスタート地は8日桑名市、9日(木)鈴鹿市、10日(金)和歌山県新宮市、11日(土)三重県熊野市、12日(日)松阪市、13日(月)大紀町、15日(水)名張市、16日(木)志摩市、17日(金)伊勢市。いずれも午前9時開始。
 15日のコースは、名張市立病院、寺田病院、名張市役所、伊賀市青山支所、伊賀市水道部、県伊賀庁舎、市立上野総合市民病院、伊賀市役所、JR伊賀上野駅(鉄道で移動予定)、亀山駅、亀山市役所、鈴鹿回生病院。最終日19日には、午前9時から中部台運動公園(松阪市立野町)でファイナルイベントが開かれ、市町の物産展や音楽、ダンスなどのステージなどがある。


▲昨年の「生命の駅伝」の様子(提供写真)

名張からも応援

 駅伝を後援する名張市のがん患者会「がんを明るく前向きに語る・金つなぎの会」(広野光子代表)の会員らも、ファイナルイベントにサポーターとして参加する。広野代表は「元気に参加することが喜びです」と話している。
 がん研究への支援を続けてきた実行委は、20回目からは特に三重県内のがん研究への協力を目的としており、昨年の募金は三重大学医学部附属病院がんセンターに寄付された。寄付金はがんに関する情報を県民に届けるためのホームページ制作に役立てられ、現在、今秋の開設を目指し、準備が進められているという。

募金箱も設置

 実行委員長の上村真由さんは「必ずがん研究に役立ちますので、ぜひ参加を」と話していた。ランナーとしての参加費は千円。募金箱は県内市町役場、保健所、医療機関などに設置される。
 問い合わせは同実行委TEL0598・51・3741まで。

伊賀タウン情報YOU 2016年5月前半(675)号」より

   
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