名張市鴻之台「きらきらひろば」
▲乳がん教育用視触診モデルを使用
している様子
名張市希央台・鴻之台地区の子育てサロン「きらきらひろば」が2013年から取り組んできた、年に1回の子連れでも可能ながん検診。サロンを利用する人など、他地区からも受診できる検診だ。
「子連れだと受診しにくい」という母親たちの声から始まった取り組み。サロンで子どもたちが遊んでいる間に気軽に気がねなく検診できると評判だ8月6日に同市鴻之くり館であった子宮頸けいがん検診では、子連れの母親たち、約40人でにぎわった。
市健康支援室の保健師、獅子原名都子さんが待ち時間を利用して乳がん教育用視触診モデルを使用し、がん検診を啓発。更に今年は市立病院研修医2年目の榎本尚助医師（26）も同サロンに参加、母親たちからのさまざまな相談を受けていた。
同市新田から参加した水口薫さん（36）は「子連れで検診できると助かる。ドクターにアトピーの相談もできてよかった」とニッコリ。
同サロンのスタッフは「今後、他の地域でも広まって、安心して検診できるようになっていってほしい」と話した。
同サロンでは来年度も実施する予定で、子連れに関わらず、受診を呼び掛けている。
問い合わせは中央ゆめづくり館TEL64・6755まで。
「伊賀タウン情報YOU 2015年8月後半（658）号」より
