県がん相談支援センター

　三重県がん相談支援センターは、2015年1月17日（土）午後1時から同4時半まで、津市桜橋の県津庁舎で開く「第26回プチ・フォーラムサポーター研修会」への参加者を募っている。対象は、県内でがん患者支援活動をしている人、患者支援をするサポーターとしての活動に参加できる人。研修内容は、京都大学医学部非常勤講師の佐藤泰子さんの講演や、グループワークなど。参加費無料。　
　講演のテーマは「寄りそうって？向き合うって？―苦悩を構造的に理解する―」。佐藤さんの講演は昨年に続き2回目。参加者から「苦しみの理解についての話が分かりやすクなど。参加費無料。かった」「もう一度聞きたい」などの声が多く寄せられたことから、センターが再度講演を依頼したのだという。今回は講演後に、学習したことを実践するグループワークを予定している。
　同センターの村崎恵センター長（52）は「がん患者や家族の生活の質の向上につながるような研修会にしたい」と話し、「自分の知識や得意なことを生かしながらサポーターとして活動してみたい人は、ぜひ参加を」と呼び掛けている。
　定員は50人で、先着順。また、午前10時から、センター職員による研修も予定。参加には事前申し込みが必要で、希望者は電話（TEL059・253・3550）またはセンターホームページ（http://www.gansupport-mie.jp/）にある申し込み用紙に必要事項を記入し、ファクス（059・253・3551）で申し込む。
　なお、サポーターとして活動するには研修会への参加が要件となっている。サポーターになると、同センターが津や伊賀など県内5か所で開いている「おしゃべりサロン」の運営などに携わることができる。
　問い合わせは同センターTEL059・253・3550へ。

「伊賀タウン情報YOU 2014年12月前半（641）号」より