乳がん検診の大切さ訴える ピンクリボンサポート女性の25人に1人が乳がんに…。乳がんの早期発見、早期治療を呼びかける企画です。

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ワンコイン乳がん検診

12月1日募集開始

 三重乳がん検診ネットワーク(竹田寛代表)は、2015年1月24日(土)に開く、500円でマンモグラフィ検診が受けられるイベント「ワンコイン乳がん検診」の受診希望者を12月1日(月)から募集する。5回目となる今回は、対象者を「マンモグラフィ検診を受けたことがない人」とし、先着順に申し込みを受け付け、定員となり次第締め切る。
 3、4回目のイベントでは「前回の受診から2年以上経過している人」を対象者に含めていたが、今回は1、2回目と同様に「受けたことがない人」に限定。がんのリスクが高い人を対象とし、発見後の早期治療を促すのが狙い。
 過去4回のイベントでは、計1007人中、7人の乳がんを発見しており、7人全員が初検診。うち6人は2センチ以下の早期がんだったという。
 同ネットワークの小林茂樹医師は「県全域を調査した『三重県地域がん登録』のデータも、マンモグラフィ検診で見つかった乳がんの8割近くが早期がんだったことを示している(※)」とし、マンモグラフィ検診が早期がんの発見に有効であると述べる。
 また、「早期がんは自覚症状のないケースが多い。心配なところがないから検診を受けないというのは誤り」と話し、「12人に1人が乳がんになる時代。この機会にぜひ検診を受けてください」と呼び掛けている。
 対象者は@40歳以上で、過去にマンモグラフィ検診を受けたことのない人A同ネットワークに登録できる人B乳がん切除や豊胸などの施術をしていない人C妊娠中(妊娠の可能性も含む)または授乳中でない人Dペースメーカーを装着していない人。
 伊賀地域の実施医療機関は、名張市夏見の寺田病院で、県内15か所。第2希望まで選べるが、各機関により定員が異なり、寺田病院では10人。県内では合わせて160人。希望者は、各市町のがん検診担当窓口(名張市は健康福祉部健康支援室、伊賀市は健康福祉部健康推進課)にある用紙に必要事項を記入し、郵送かファクス、またはホームページ(http://mie-mmgnet.jp)から申し込む。12月19日(金)必着。問い合わせは同ネットワーク事務局TEL059・231・6033まで。
※三重県地域がん登録2011年症例主要がんの進展度と発見経緯より

伊賀タウン情報YOU 2014年11月前半(639)号」より

   
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