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県内のがん 状況発信

博物館で予防呼び掛け

▲展示パネルを手にする
大川主査=津市広明町で

9月20日から啓発展示

 三重県によると県内で毎年約1万人が発症し、約5千人が死亡している「がん」。死因としても第一位であるがんへの理解を深めてもらおうと、県は、9月20日(土)から30日(火)までの午前9時から午後7時(最終日は正午まで)、津市一身田の県総合博物館で、展示会「がんを知り、がん予防」を開く。入場無料。
 県は今年4月、「がん対策推進条例」を定め、がんに関する医療の充実や啓発、がん患者への支援などを進めており、今回もその一環。同博物館を会場としたのは、今年4月にオープンし人気の高い博物館来場者への啓発も可能なためだ。
 展示するのは、国立がん研究センターの「科学的根拠に基づくがん予防」や、県ががん啓発などについて協定を結んだ民間企業の取り組み、相談支援体制の紹介パネルなど。人体やがんの模型などを使って学べるコーナー、県内の小学生が描いた「病気にならない体づくり」がテーマのポスター展示もある。来場者が任意で作成する「がん患者応援リボン」で飾るボードは、今後、県全域での啓発活動などに使用予定。
 県健康福祉部医療対策局健康づくり課の大川真弘主査(39)は「県のがんの現状、予防、取り組みなどを発信します。新しくなった博物館へぜひお越しください」と来場を呼び掛けている。月曜休館。
 問い合わせは、同課TEL059・224・2294まで。

伊賀タウン情報YOU 2014年9月前半(635)号」より

   
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