5月16日から

　がん研究を応援する啓発活動「第20回生命の駅伝」（同実行委主催）が5月16日（金）から25日（日）まで、三重県内各地で開かれる。同会はこの活動を通して、三重県のがん医療の充実を図るため、三重大学を中核とした「がん医療センター構想」への支援を働きかける。
　駅伝は20日（火）午前9時に名張市百合が丘西の市立病院で開会式を行った後、同9時15分にスタート。寺田病院、名張市役所、伊賀市上野総合市民病院（午後1時）、県伊賀庁舎、伊賀市役所、JR伊賀上野駅の順に走る。参加費千円。事前予約不要。
　最終日の25日には、午前10時から津市の三重大学でシンポジウム「ファイナルイベントin三重大学」を開催。演題と講師は、「三重県におけるがん対策について」（県健康福祉部医療対策局長佐々木孝治さん）、「がん医療の動向と三重大学がんセンターについて」（三重大医学部附属病院教授中瀬一則さん）、「がんは治る時代がやってきた」（元厚生労働大臣坂口力さん）、「三重県にがんセンターをつくろう」（同駅伝実行委員長上村眞由さん）。参加無料。事前予約不要。
　シンポジウム終了後、同大グラウンドで「RunandWalk」を実施する。参加費千円。オリジナルTシャツは1500円。10日間にわたるこの活動の収益金は全額、三重大医学部に寄付される。
　また、16日午後5時半から、名張市百合が丘の市介護老人保健施設「ゆりの里」で市民公開講座「市立病院での消化器がんへの取り組み」が開かれる。講師は市立病院副院長山村剛司さん。参加無料。事前予約不要。
　問い合わせは同実行委員長上村さんTEL0598・51・3741、または090・2683・4915まで。

「伊賀タウン情報YOU 2014年5月前半（627）号」より