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第1回名張市がんフォーラム

がん治療の最前線 投稿・広野光子さん

啓発エコバッグ

医学・医療分野の検査技術が進む一方、3人に1人ががんにかかり、うち2人に1人ががんで死ぬと言われる時代。9月下旬に開かれた「第1回名張市がんフォーラム」(名張市がん・難病相談室サポーターの会主催、YOUほか後援)には、会場の名張市武道交流館いきいき始まって以来の333人が来場、がんの先端情報を求める市民の関心の高さをうかがわせた。
三重大学医学部附属病院長の内田淳正さんは、「最新のがん治療について」と題して、ラジオ波焼灼(しょうしゃく)術やホルモン療法など、がん治療の最先端を分かりやすく伝え、「がんは生活習慣病。きっちり治療すれば治ると理解してほしい」と希望のエールを送った。続いて、がん看護専門看護師の中滉子さん(岡波総合病院勤務)は、がんに伴う痛み苦しみを取り除く「緩和ケアについて」をテーマに、「がんと分かったその日から、心と体の痛みや辛さを取り除きましょう。痛みは必ず取り除けます。気軽に相談を」と呼び掛けた。
乳がんの友人と参加した名張市の森谷紀子さんは、「がんを明るくとらえていきます。(フォーラムに参加でき)名張に住んで良かった」と次回開催に希望をつないでいた。

【広野光子】ジャーナリスト、名張市がん・難病相談室専任相談員、がんを明るく前向きに語る・金つなぎの会代表

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