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ピンクリボンアドバイザー認定試験

県内で31人合格

「検診の必要性学ぶ」、「幅広く知識増える」



▲合格通知を手にする熊下さん(左)
と太田さん

公式テキストを活用して

 NPO法人乳房健康研究会(東京都中央区)は2月上旬、昨年12月に全国で実施した「第1回ピンクリボンアドバイザー認定試験」の結果を受験者らに通知した。受験者数は2078人で、2068人が合格。県内では31人が受験し、全員合格した。
 認定試験は、乳がんについての正しい知識を持って検診の重要性を伝えられるようにと、同会が昨年秋に立ち上げた「ピンクリボンアドバイザー制度」に基づくもの。マークシート方式の試験で、乳がんや、乳がん検診、ピンクリボン運動などについて、制限時間60分で50問出題された。40問以上の正解で合格とし、合格者は「ピンクリボンアドバイザー」として認定された。

自信を持って


 合格通知を受けた三重大学医学部附属病院診療放射線技師の太田真緒さん(27)は「試験用に用意された『ピンクリボンアドバイザー認定試験公式テキスト』が分かりやすい。自分が受ける検診について考えるきっかけにもなる。専門知識だけでなく、美容や心のケアなど幅広くまとめられているため、専門外の知識が増えた」と話した。
 同じく合格した、三重乳がん検診ネットワークで事務を担当する熊下利香さん(38)は「なぜ検診が必要なのかなど、詳しく学べた。ピンクリボンアドバイザーとして、自信を持って周囲の人に検診受診を呼び掛けたい」と意気込みを語った。
 テキストは乳房健康研究会のウェブサイト(http://www.breastcare.jp/tool.html)から購入できる。

伊賀タウン情報YOU 2014年3月前半(623)号」より

   
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