乳がん検診の大切さ訴える ピンクリボンサポート女性の25人に1人が乳がんに…。乳がんの早期発見、早期治療を呼びかける企画です。

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10月は乳がん月間

「身近に感じて」 企業や市民団体が啓発活動
早期に発見すれば治る確率が高いという乳がん。その啓発活動として知られる「ピンクリボン運動」は、1980年代にアメリカで始まり全世界へと拡大した。2000年以降、日本でも盛んになり、特に乳がん月間である10月には、全国で市民団体や企業などがさまざまな啓発活動をする。

▲県民公開講座での啓発活動=
松阪市川井町で

健康フェスタ
三重県は県内で開催している「乳がん県民公開講座」の一環として、2008年10月12日(日)午前10時から名張市総合体育館で開かれる「体育・健康フェスタ2008」会場で、女性特有の乳がんと子宮がんの啓発コーナーを設ける。
当日は乳がん検診率向上を目指し、三重大学医学部附属病院副院長で三重乳がん検診ネットワーク会長の竹田寛教授が乳がんの相談に応じるほか、乳房の触診モデルを使い自己チェックの方法を指導する。
県は今年度、同講座を名張市のほか伊勢市、四日市市、松阪市、川越町で開催している。

ピンクリボンプラザ
10月の乳がん月間に合わせ、伊賀タウン情報YOUなどYOUグループは、今年(2008年)1月からスタートしたピンクリボン特集に協力している「NPO法人乳房健康研究会」が10月13日(月)に四日市市で開く、「ピンクリボンプラザ@四日市〜乳がん検診に行こう!〜」(四日市市など後援、株式会社東芝協賛)を後援する。
今回のイベントは女性が気軽に立ち寄れるショッピングセンターで開き、乳がん検診や乳腺ドクターを身近に感じてもらうことが狙い。特設ステージで行うミニセミナーでは、乳がん専門医の小川朋子三重大教授らが画像診断や検診ネットワークなどについて話す。医師による相談コーナーやマンモグラフィ体験もある。
乳房健康研究会は乳がんの早期発見による死亡率低下を願い2000年に発足。ピンクリボンバッジ運動やウオーク&ラン大会、セミナーの開催など多彩な活動を展開。昨年は乳がん検診車を北海道から九州まで縦断させ、全国7エリアでマンモグラフィ体験を実施した。

知識解説セミナー しこり体感も パークシティなばりで
乳がんのしこりを触って体感できる「乳がんセミナー」が2008年10月18日(土)、名張市夏見のパークシティなばり店である。主催する名張ショッピングデパート協同組合ではセミナーの参加者を募集している。
当日のセミナーは午前11時、午後1時半、午後3時の3回。研修医のトレーニング用に開発された模型を使っての体験のほか、女性講師による乳がんの基礎知識やセルフチェックの解説がある。
各回定員25人で、女性限定。参加希望者は同店内設置の申込書に記入するか電話で申し込む。定員になり次第締め切り。参加無料。


告知ポスターで参加を呼び掛ける名張ショッピングデパート協同組合のイベント担当
=名張市夏見で

6月のセミナーに参加した同協同組合の大谷仁子さん(48)は「部位や深さによって異なる感触を知れてよかった。早期発見に役立ててほしい」と参加を呼び掛ける。
問い合わせ、申し込みは同協同組合 電話0595-63-7007まで。

YOUよっかいち