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脱毛乗り切る「ケア帽子」

名張市立病院の売店で販売


▲ケア帽子の見本を持つ藤原さん
=名張市百合が丘で

 抗がん剤治療時などの脱毛を上手に乗り切るためのケア帽子が、名張市百合が丘の市立病院内の売店で販売されている。QOL総合研究所(東京都)製で、国立がん研究センター創立50周年記念イベント「がん患者の暮らし広がるアイデア展」の参加商品だ。
 綿100%で男女兼用。伸縮性が良く、脱毛状況に合わせて深浅自在で、就寝時にも使える。フリーサイズ(54〜57a)の他、スモールサイズやラージタイプもある。また、カラーも豊富な無地とボーダー柄があり、髪が抜けても普段通りに過ごせるよう工夫されている。販売価格は無地2200円、ボーダー柄2520円(ともに税別)。

ウイッグなどの相談も

 抗がん剤治療中も少しでも前向きに生活したいとの要望に応え、昨年5月ごろから販売するようになったという同店の藤原興子さんは、帽子だけでなく、希望者にはウイッグや眉毛、人工乳房、宿泊施設などの相談にも乗っている。

伊賀タウン情報YOU 2014年2月前半(621)号」より

   
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