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予防の大切さ知って

予防の大切さ知って 書籍「Dear姉ちゃん」プレゼント
啓発活動に努める− 伊賀市島ヶ原 野殿さん


▲書籍を手にする野殿さん

 子宮頸がんの予防と啓発に取り組むNPO法人「子宮頸がんを考える市民の会」(東京都台東区)の個人会員、伊賀市島ヶ原の野殿壹夫さん(59)は、同法人がこのほど出版した書籍「Dear姉ちゃん 子宮頸がんゼロを願って」(米山大志著)をYOU読者4人にプレゼントする。
 同書は、病院薬剤師として勤務する著者の米山さんが、結婚してすぐ子宮頸がんが見つかり、2008年に27歳で亡くなった実姉の闘病記や予防の大切さについて執筆したノンフィクション。全270ページ、10章の構成で、子宮頸がんは身近な病気であり、予防もできることなどがつづられている。
 同会は「女性も男性も子宮を大事に思ってほしい」と、全国の医療従事者らが中心になって04年に設立。4月9日を「子宮頸がんを予防する日」と定め、主に若年層の女性を対象にした啓発活動「LOVE49(しきゅう)プロジェクト」を展開している。
 子宮頸がんは子宮の入り口(頸部)に出来るがんで、毎年約1万5千人が罹患し、約3500人が亡くなっているといわれ、30代が罹患のピークという。ヒト・パピローマウイルス(HPV)というウイルスへの感染が原因であることが解明されており、予防ワクチンの無料接種も始まっている。
 野殿さんは約11年前、妻が子宮頸がんの疑いがあると診断されたことを機に、一緒に同会に会員登録した。予防のための啓発活動に努め、「この本を必要とする人に読んでいただき、命を絶たれることへの自分自身と家族の悲しみを理解するとともに、ワクチンや検診で予防できることを知ってほしい」と話している。
同書の定価は1200円(税別)。
 問い合わせは同会?03・6689・0590(平日午前10時から午後6時)まで。

プレゼント応募方法
 書籍の希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号と、読者アンケートの回答(@今年の我が家の3大ニュースA2014年の抱負)を明記し、「〒518‐0729名張市南町834の1 伊賀タウン情報YOU編集部書籍プレゼント係」宛てに、12月11日(水)必着で申し込む。ファクス(62・1550)、電子メール(you-h@iga-younet.co.jp)でも可。

伊賀タウン情報YOU 2013年12月前半(617)号」より

   
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