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患者同士の交流図る

おしゃべりパーティー

▲パーティーの打ち合わせをする患者
会のメンバーら=津市桜橋で

相談以外に娯楽も

 三重がん相談支援センターは、12月1日(日)午後1時半から、津市桜橋の県津庁舎で「がん患者とサポーターのおしゃべりパーティー」を開く。がん患者を対象に、県内全域から広く参加者を募っている。
 パーティーは、がん患者やその家族を支援するサポーターを対象に7月に開かれた研修会での発案が具体化したもの。患者会を相談や情報交換の場だけにとどめず、患者同士がより楽しく交流できる場になるよう企画された。内容は、患者会の紹介や相談、歌や踊り、絵の展示、マジックなど。

横のつながり

 現在、同センターには、乳がん、婦人科がん、胃がん、肺がん、大腸がんなど約15の患者会の登録があるが、相談会などを通じ、がんの種別を超えた患者同士の交流も盛んだ。
 「悩みは違っても、共感できることは多い」ことから、会員らには、患者会の横のつながりを更に深めたいという思いがあり、会に入ったことのない人でも気軽に足を運べる機会になればと期待する。 
 サポーターで実行委員の波多幸子さん(51)は「会に参加しさまざまな人の話を聞くことで、視野が広がり勇気をもらった。患者会のことを知らない人はまだ多いので、この機会にぜひ知ってほしい」と話していた。 
 定員は80人で、先着順。また、パーティーの準備として、午前9時半から、菓子作りやフラワーアレンジを予定。パーティーへの参加者で準備を手伝える人も同時に募集する。
 参加には事前申し込みが必要で、当日、同センターが続けている「ダブルハート運動」(注)へ300円を募金する。希望者は、電話(059・253・3550)または、氏名・電話番号を明記し、ファクス(059・253・3551)で申し込む。 
問い合わせは、同センターTEL059・253・3550へ。

 (注)センターが進める運動。ダブルハート型のピンバッチをつけて、県内のがん患者や家族への支援の輪を広げることを目指す。300円以上募金するとピンバッチが配布される。がんの部位別に10種類ある。

伊賀タウン情報YOU 2013年10月後半(614)号」より

   
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