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がん検診の受診率アップ 保険会社、信用金庫と協定

チラシの配布やキャンペーンも 三重県


協定の資料を説明する大川技師
=津市広明町で

 県はこのほど、がん検診受診率向上のための協定を第一生命保険三重支社、桑名、北伊勢上野、三重、紀北の各信用金庫と結んだ。
  第一生命保険は、がんについての情報を載せたチラシの配布や窓口での検診受診促進キャンペーンを実施する。各信用金庫は、来年3月末まで、がん検診受診者や「がん検診無料クーポン券」の発行を受けた人を対象に、新規で定期預金10万から300万円以内について年間の金利を0.15%上乗せする。
  県は、2017年までの検診受診率の目標を、乳がん、子宮頸けいがんを50%、大腸がん、胃がん、肺がんを40%としているが、2月発表の11年度がん検診受診率は、乳がん19.8%、子宮頸がん28.3%、大腸がん23.4%、胃がん7.2%、肺がん19.9%と、いまだ低い状況だ。
  県健康づくり課の大川真弘技師(38)は「協定が受診率の向上につながればと思う。今後もさまざまなチャンネルを使って検診受診を促していきたい」と話した。

伊賀タウン情報YOU 2013年5月後半(604)号」より

   
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