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同じ病 仲間で交流


 伊賀市馬場の阿山保健福祉センターで月例会を開いている「あやま&いがリウマチあゆみの会」。リウマチや膠原(こうげん)病を患う仲間同士、免疫力を高め合えるような会にしたいと、月例会への参加を楽しみにしている。
  同会は、同じ病気で苦しみ悩んでいる人たちが、痛みを分かり合いながら話し合える場をつくりたいと、2004年に発足した。活動は毎月1回、同センターで昼食会を催す他、医師による講演や保健師による日常生活のアドバイスに耳を傾け、コーラスや花の寄せ植え、園芸などを楽しんでいる。
  会員の対象地域は旧伊賀町と旧阿山町。発足当初は7、8人だった会員も、現在は50代から80代までの14人に増えた。同市槙山在住の藤岡八千代さん(72)が会長で、発病当時はどこの病院に行ったらいいのかも分からない状態だったそうだ。その後、病気の解明も進み、会員たちは市内外の専門医に通っているが、近辺にリハビリまで整った医療機関が無いのが悩みだという。
  月例会にはボランティア2人が協力。9月27日の例会では僧侶による講話「自己を見つめ直す」に聞き入った。会員らは「同じ病気を持つ人たちが集まれる場があるだけでも幸せ。同じ病気で悩む人も独りで閉じこもらないで」と話している。
  問い合わせは同センターTEL:43・1854へ。

伊賀タウン情報YOU 2012年10月後半(590)号」より

   
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