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伊賀FCくノ一が受診率向上に一役

早期発見の重要性学ぶ 選手30人が受講

  なでしこリーグ所属の女子サッカーチーム「伊賀FCくノ一」を運営する「NPO法人伊賀FCくノ一」(吉森茂雄理事長)はこのほど、伊賀市小田町の伊賀上野交流センターで、選手らを対象にした乳がん検診についての講習会を開いた。

基礎知識を

 同法人が、三重大学医学部附属病院内に事務局を置く「NPO法人三重乳がん検診ネットワーク」(竹田寛理事長)と連携して、県内の乳がん検診の受診率アップを図る活動を行うのに伴い、基礎知識を付けようと行われた。
 講習会には主将の小野鈴香選手ら、くノ一選手とサテライトチームの選手ら約30人が参加。同ネットワーク理事の小林茂樹医師が講師を務めた。
 小林医師は、視触診、マンモグラフィー、超音波(エコー)を組み合わせた検診方法を紹介。「若い人は乳腺が発達し腫瘍が隠れてレントゲンでは分からない場合もあるので、超音波(エコー)を受けることが有効」と説明した。
 講習を終えた小野選手は「乳がん検診の大切さや早期発見の重要性を学んだ。これからピンクリボン活動を少しでも広げていきたい」と話した。

伊賀タウン情報YOU 2012年8月後半(586)号」より

   
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