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患者・家族の支え合いの場

「おしゃべりサロン」5年目に
生活不安や後遺症など話す

 三重県がん相談支援センター(津市桜橋)で、2008年にスタートした「おしゃべりサロン」が今月、5年目を迎えた。
 10年からはサロンを伊賀市=写真=、四日市市、伊勢市でも開き、4年間で延べ895人が参加。がん患者や家族らの支え合いの場となっている。
 同サロンは、同じ悩みを持つ人たちと話し、情報や知恵を交換しようと開設されたもの。
 がん医療の進歩に伴って入院期間が短くなり、外来治療を受ける人が増加し、更に治療終了後にも生活の中での不安や後遺症などに苦しむ人たちも多いということから、サロンはそういった人たちの受け皿となっている。

患者同士なら

  「生活していると具体的な情報が必要になる。例えば、リンパ浮腫のセルフケアの方法、乳がん患者用の下着の購入場所など、病院の診療時間に質問しきれないことはたくさんある」と、北村周子センター長。「話しにくいことでも患者同士なら話題にでき、解決の糸口が見つかることも。サロンへの参加が生活の質の向上につながれば」と話している。  今後、伊賀市内で開かれるサロンは、7月21日(土)、9月15日(土)、11月17日(土)。  時間はいずれも午後1時から同3時半まで、同市上野桑町の岡波総合病院である。参加無料、申し込み不要。  問い合わせは同病院医療福祉相談室電話21・3135まで。

伊賀タウン情報YOU 2012年6月後半(582)号」より

   
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