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▼母の日に検診呼び掛け | ネットワークに10万円寄付新装置を発売 東芝

連載 第6回:母の日に検診呼び掛け(小野節子さん)

啓発用ティッシュを手にする小野さん
啓発用ティッシュを手にする
小野さん

 全国乳がん患者の会「あけぼの会」三重支部長の小野節子さん(伊勢市)(58)は5月11日(日)、乳がん検診を呼びかける「第24回母の日キャンペーン」で津駅前に立つ。

1992年の夏、小野さんは汗をぬぐおうと胸に触れ、しこりに気づいた。翌日、市内の総合病院で受診、直ちに手術を要する乳がんとの診断だった。診察の1週間後に手術。放射線治療など80日に及ぶ入院生活。無事退院した時に出会ったのが「あけぼの会」だった。
 「乳がんで亡くなる人を一人でも減らすことに生涯をかけたい」という「あけぼの会」の信念に共鳴し、小野さんは同会支部が一斉に行っている「母の日キャンペーン」に93年から息子と参加。道行く人に乳がんの早期発見を呼びかけてきた。

今年のキャンペーンでは、啓発内容を記したティッシュとセルフチェック用手袋の配布を予定。小野さんは「体験者だからこそ、早期発見を説得力を持って伝えられると思う」と力強く語った。  問い合わせは小野さん電話0596-25-3426まで。

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