三重県名張市は6月30日に、市職員らに夏のボーナスを支給する。対象は879人で昨年度より3人増えたが、総額は6918万9664円(10・54%)減額の5億8709万2864円となった。

 市人事研修室によると、減額の主な要因は、2021年12月期末手当の引き下げを国の取り扱いに準じて見送ったことによる減額調整を今回行ったことなどによるもの。

 一般職821人(平均年齢42歳5か月)の支給率は2・15月分で、支給額は平均69万2767円(昨年度比7万4002円減)。配偶者と子ども2人がいる42歳主査のモデル賞与は82万8857円。

 特別職は、4月に就任した北川裕之市長が37万4220円。西山嘉一教育長は97万1040円。「都市振興税」導入に伴い2015年12月以降、特別職はボーナス3割減としている。

 市議会は福田博行議長が73万4580円、荊原広樹副議長が63万2520円。他の議員16人のうち、4月の市議選で再選した議員には57万9600円、新人議員には28万9800円をそれぞれ支給する。

 一般職の最高額は市立病院の藤井英太郎院長の165万4673円、最低額は4月新規採用(初級)の職員で9万9049円。

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