【気温30度を示す国道422号三田坂バイパスの電光表示板=伊賀市大谷で(2022年5月29日午後0時21分撮影)】

 青空が広がった5月29日、三重県伊賀市の上野特別地域気象観測所(緑ケ丘本町)で午後3時34分に気温が32・3度に達し、今年初の真夏日を観測した。平年より6・8度高く、7月下旬並み。真夏日が観測されるのは、昨年より9日早かった。

 気象庁によると、本州付近が高気圧に覆われた影響で気温が上昇。県内12か所の観測地点のうち、10か所で今年最高を記録した。

 名張市消防本部によると、この日、農作業をしていた80代男性1人が熱中症とみられる症状で救急搬送されたが症状は軽いという。同本部庁舎(鴻之台1)設置の温度計では、午後3時43分にこの日の最高気温31・3度を記録した。

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