【ホースを使った稚アユの放流=名張市夏見で】

 6月26日のアユ釣り解禁に向けて、名張川漁業協同組合は5月17日、三重県名張市内を流れる名張川本流の7か所で稚アユ計400キロを放流した。

 同漁協によると、放流したアユは体長12センチほどの滋賀県琵琶湖産。釣りの解禁日には、約20センチまで成長するという。

 この日は組合員ら約10人が、午前9時過ぎからホースやバケツを使って川に放した。山端武彦組合長は「アユ釣りの楽しみは、釣った時の竿の曲がり、糸の引きといった手の感触。技を競いながら楽しんでもらえたら」と話していた。

 同漁協ではこの日の分を含め、計3回、1200キロを放流する計画。今年は黒田橋と名張大橋の工事の影響で、解禁日を前年より1週間遅く設定したという。

 遊漁料は年間券1万1000円、1日券3000円。同漁協はホームページ(http://www.nabarigawa-gyokyo.jp/)で釣り場マップなどを公開している。

 問い合わせは同漁協(0595・64・7722)まで。

- Advertisement -