【チームのメンバー=伊賀市で】

 5月14、15日に三重県伊勢市と松阪市で開かれる「第44回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会 三重県大会」に、伊賀市の「ふたば少年野球クラブ」が出場を決めた。16チームによるトーナメント戦に挑む。

打撃生かした試合を

 小学2年から6年までの男女13人が在籍する「ふたば」は1989年に結成。福永千尋監督(24)ら4人の指導のもと、旧丸柱小グラウンド(伊賀市諏訪)などで練習に励んでいる。選手だけでなく、指導者や保護者も含めた「全員野球」がモットーだ。

 4月の市予選の決勝戦では、中盤以降に相手チームを突き放し、14対7で優勝をつかんだ。福永監督は「県大会出場はチームとして3年ぶり。今年は打撃が売りで、大量得点も期待できる」と語る。打線は3番の北口櫂惟君(11)(上野西小6年)がけん引。試合は、けがから復帰したエースの南野零偉君(11)(同)がまとめる。

 県大会に向け、練習では課題の守備、バッティングを生かす走塁力の向上に取り組んできたという。内野手で主将の竹中恭佑君(11)(同)は「予選ではチームの力を発揮し、優勝できた。県大会ではまず1勝し、勝ち上がって優勝したい」と意気込む。

 チームでは、活動するメンバーを募集している。

 問い合わせは保護者会長の上田さん(090・4990・1487)へ。

2022年5月14日付819号10面から

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