【三重県庁=津市広明町】

 三重県は4月25日、伊賀市29人、名張市11人など県内で299人(四日市市発表分79人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の学校法人の学生寮では生徒と教職員計109人の感染が確認され、156例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ6万9278人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市79人、津市57人、鈴鹿市32人、伊賀市29人、伊勢市24人、松阪市17人、亀山市12人、名張市11人、桑名市と菰野町が各9人、志摩市と明和町が各5人、玉城町4人、いなべ市と多気町が各2人、東員・朝日町1人。

 県内の入院患者は前日から8人増の108人、重症者はゼロで、病床使用率は21・4%。自宅療養者は前日から203人減の4091人となった。

 クラスターが発生した学生寮では、対象者271人(教職員34人、生徒237人)のうち検査で109人(同8人、101人)の陽性が判明した。対象者の検査は終了しているという。

 伊賀市の新規感染者は、10歳未満1人、10代9人、20代5人、30代4人、40代4人、50代3人、60代2人、70代1人だった。

 名張市は、10歳未満1人、10代1人、20代1人、30代4人、40代2人、50代1人、70代1人だった。

※2022年4月25日午後4時26分追記

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