【三重県庁=津市広明町】

 三重県は3月19日、伊賀市25人、名張市10人など県内で357人(四日市市発表分67人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の特別養護老人ホームでは入所者ら計7人の感染が確認され、144例目のクラスター(感染者集団)に認定された。感染者は延べ5万537人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市68人、鈴鹿市58人、津市52人、松阪市40人、桑名市29人、伊賀市25人、亀山市22人、東員町13人、名張市10人、伊勢市9人、菰野町6人、いなべ市5人、川越町4人、明和町、紀北町各3人、朝日町、大台町各2人、鳥羽市、熊野市、志摩市、多気町、御浜町、県外各1人。

 県内の入院患者は前日から10人増の162人、うち重症者は前日と変わらず7人。病床使用率は30・3%、重症者用は13・5%。自宅療養者は前日より223人減の3461人となった。

 クラスターが発生した特老ホームでは、30代職員女性が感染。15日までに入所者6人の陽性が確認されており、検査対象者68人のうち、残りの61人は陰性が判明している。

 伊賀市の新規感染者の年代別内訳は、10歳未満4人、10代5人、20代1人、30代3人、40代6人、50代2人、60代4人。名張市では、10歳未満1人、10代5人、20代3人、30代1人が感染した。

 他にも県外発表事例として男女10人の感染が確認されている。

※2022年3月19日午後5時34分追記

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