【昨年の奉納公演で、演奏の合間にトークする古澤さん】

 世界を舞台に活躍しているバイオリニスト、古澤巖さんの「第5回古澤巖Vn奉納Solo公演IN伊賀」が9月18日、三重県伊賀市小田町の開化寺本堂で開かれる。

 1979年に日本音楽コンクールのバイオリン部門で第1位になった古澤さんは、その後の全国ツアーで葉加瀬太郎や東儀秀樹ら人気アーティストと共演。最近では「古澤巖の品川カルテット」で全国ツアーを行うなど、クラシックにこだわらない多彩な演奏活動を続けている。

 今年の奉納公演も昨年と同じく、新型コロナウイルス感染防止のため、密を避けて午後1時からと同3時30分からの2回公演に。今年5月にリリースした最新アルバム「The Ecstasy of Gold」の収録曲などを演奏する他、ツアーのエピソードも披露。定員は各回100人で、来場者にはマスクの着用を呼び掛ける。

 主催者の一人、岩佐絹枝さんは「世界のバイオリニスト古澤さんの生演奏と温かい人柄のトークを間近で楽しんで」と話した。

 入場料は2500円。8月1日午前9時から電話とSNSで予約を受け付ける。

 予約、問い合わせは岩佐さん(090・1562・2010)まで。

2021年7月31日付800号12面から

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