【練習前の一色田君(右)と清田君】

 7月24日から8月24日まで、北信越地方で全国高校総体(インターハイ)が開かれる。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となったが、今年は無観客での開催に。三重県の伊賀地域の学校や道場から出場する選手たちに、目前に迫った大舞台への意気込みを聞いた。

できること最大限に

 近畿大学工業高等専門学校(名張市春日丘)からは陸上・八種競技で県、東海の両総体を制した一色田神君(18)、走幅跳で東海3位に入った清田偉人君(18)が初めて全国の舞台に駒を進めた。

 志摩市出身で、中学3年まではサッカーや相撲に汗を流してきた一色田君は持ち前のパワーを武器に、投てき種目を軸に力をつけてきた。県総体1位で臨んだ東海総体では走幅跳、砲丸投、やり投で1位となり、自己ベストの5244点もマークした。

 得意種目で更なる加点を狙うのと同時に、課題とするスプリント力向上にも余念が無い。大会に向けては「今自分にできることを最大限引き出し、5500点台を目指したい」と意気込む。

 桑名市出身で、中学2年までソフトテニス部だった清田君は同高専入学後、一色田君と同じ八種競技に挑戦し、その後に走幅跳一本に絞った。6月の日本選手権・走幅跳で8位に入った伊藤陸さん(専攻科1年)ら先輩の背中を追い、記録を伸ばしてきた。

 県2位で臨んだ東海総体は4回目で自己ベストの7メートル52をマーク。大会記録も上回り、三重県勢最上位の3位に入った。「伊藤さんの県高校記録(7メートル64)を超すのが目標」と健闘を誓っていた。

2021年7月10日付799号15面から