【展覧会のポスターを手にするスタッフ】

 京都の主な工芸美術作家の創造的な作品を紹介する展覧会「京都工芸美術作家協会in伊賀『煌』」が、5月13から23日まで三重県伊賀市内の3会場で開かれる。

 伊賀市文化都市協会創設30周年記念事業の一環。展覧会には、同作家協会所属の300人以上の会員から、人間国宝の村山明さん(木工)を始め、日本芸術院会員でもある中井貞次さん(染色)、今井政之さん(陶芸)ら有志87人が合わせて200点以上を出展する。

 会場は、国史跡・旧崇広堂(上野丸之内)、赤井家住宅(上野忍町)、入交家住宅(上野相生町)。時間は午前10時から午後7時(最終日は同4時)まで。入場無料。

 会期中は「ギャラリートークツアー」「作家の茶碗とお皿で愉(たの)しむ茶のおもてなし」「工芸美術といけばなの響宴」などの催しに加え、さまざまな有料ワークショップも企画されている。

 伊賀市文化都市協会は「これだけの作家による作品が伊賀に集まることはまずないだろう。過去最大規模の展覧会をぜひ堪能して」と来場を呼び掛けている。

 申し込み、問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

2021年4月24日付794号19面から

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