【(左写真)弁当を用意する会員たち=伊賀市西明寺で (右写真)中井看護部長(右)に弁当を手渡す清水支部長=伊賀市四十九町で】

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、最前線で治療に当たる医療従事者を応援しようと、三重県料理業生活衛生同業組合上野支部が4月15日、伊賀市の上野総合市民病院(四十九町)と岡波総合病院(上野桑町)に特製弁当を無償提供した。

 弁当は、同支部会員の市内12の飲食店が各店で調理したこだわりのメニューを持ち寄り、12のマス目状に仕切りのある弁当箱に詰め込んだもの。提供は8日から毎週木曜、3週連続でメニューを変えて行い、両病院に延べ計60食届ける。

 この日はエビチリや空揚げ、だし巻き卵、豚ロース炭火焼、海老天巻き、たけのこご飯など彩り豊かに並んだ弁当を清水理支部長(44)らが両病院に届けた。上野総合市民病院では中井より子看護部長(57)が受け取り、「先週も頂き、皆さん『すごくおいしかった』と本当に喜んでいた。大変ありがたい」と感謝を述べた。清水支部長は「医療従事者の方も大変な状況だと思う。召し上がって、元気に頑張って頂けたら」と話していた。

4月15日に両病院に届けた弁当の中身
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